吉川美南高校日誌

令和5年度

遠足

 5月26日(金)は全年次が遠足でした。

1年次は川越で「トレジャーロワイアル」という実際の街が舞台となる宝探しゲームを体験しました。
チームが協力して対抗するプログラムなので、クラスの仲間たちと打ち解けられたようです。

2年次は羽田空港に集合してから、浅草や池袋を班別行動し、上野で解散しました。
10月に予定されている修学旅行の練習にもなったかと思います。

3年次はディズニーシーへ。
人気のあるアトラクションは2時間以上並ぶほどの混雑ぶりでした。
15時過ぎに解散した後は自由行動になり、閉園まで満喫した生徒も多かったようです。

きっと生徒の皆さんにとって高校時代の楽しい思い出となったことでしょう。

    ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス! レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー トイビル・トロリーパーク

薬物乱用防止教室

真夏の暑さとなった5月18日(木)、「東京ダルク」の職員・入所者の方をお招きし、薬物乱用防止教室が実施されました。
ダルク(DARC)は薬物依存症の回復者で運営されているNPO 法人で、薬物をやめたい人を支援するリハビリ施設です。

入所者の方からは違法薬物乱用のきっかけ、使用したときの状態や恐ろしさ、回復までの過程などが語られました。
職員の方も近くでサポートする様子や薬物の危険性を話してくださいました。
生徒はメモを取りながらそのメッセージを真剣に聞いていました。

遊び感覚の軽い気持ちで薬物に手を出すと、本人だけでなく、周りの人たちもつらく悲しい思いをすることになります。
やせられるとか元気が出るとかいった誘い言葉にのり、薬物とは知らずに使用してしまうこともよくあります。
自分自身や大切な人のためにも、薬物について正しい知識を身につけ、絶対に拒否する意識を持ってください。

講演を聞く生徒 経験談を語る入所者 メモを取る生徒

前期生徒総会

5月11日(木)6限に前期生徒総会が開催されました。

この総会に向け、教職員のサポートを受けながらも、生徒会が中心となって生徒自らが準備をしてきたようです。
当日も開会から閉会まで生徒だけで進行していきました。
生徒会・委員会の各代表者が活動方針を話し、生徒会費の決算が報告され、予算案、柔道同好会の設立が承認されました。

生徒総会は生徒一人ひとりの考えや意見を反映できる貴重な機会です。
活発な提言や要望が出されると、学校が生徒の皆さんにとって満足のいく、よりよい学びの場になると思います。

挨拶する生徒会長、および委員会代表と議長団 各委員会代表からの発表 開会および閉会宣言した生徒会副会長

離任式

新年度に入って1か月たった4月28日(金)、離任式が行われました。

15名の職員の方々が昨年度まで本校のためにご尽力くださり、現在は新たな環境でご活躍されています。
お忙しいなか、5名の方に出席いただき、生徒へ心のこもったお言葉をいただきました。

生徒を代表して生徒会長からはお礼の言葉、特にお世話になった生徒からは花束の贈呈がありました。

本校生徒のすばらしいところは多々あります。
しかし、もう少し改善したほうがいいところがあるのも事実でしょう。
そういった点を指摘してくださったのも、吉川美南高校および生徒に愛着があり、さらなる成長を望んでいるからだと思います。
各先生方のお気持ちを素直に受け入れ、心構えや行動に反映させてもらえるとうれしいです!

廣瀬先生 阿部先生 松木先生 種市先生 安居先生 生徒会長からお礼の言葉 花束贈呈 校長を先頭に退場

情報モラル教室

4月27日(木)の5限、今年度初めてⅠ部(昼間)の全生徒が体育館に集まり、情報モラル教室が開かれました。
県警察本部から講師をお招きしての、SNSに係る諸事件とその対策を中心としたサイバーセキュリティ講演。
悪質化・巧妙化するサイバー犯罪に巻き込まれないために、実例を挙げながら、SNSによる出会いや個人情報の投稿の危険性などを注意喚起していただきました。

生徒の皆さんはインターネットやデジタル機器がある環境で生まれ育ったデジタルネイティブです。
それらが当たり前のものになっているからこそ、使い方を意識しなければなりません。
そこを誤ってしまうと、命にかかわる事態にもつながってしまいます。

また、今話題となっている闇バイトについても触れられました。
1度くらいならいいだろうという軽い気持ちでやってしまったら最後。
もう抜けられなくなり、やがて警察に捕まります。
「バイト」ではなく「犯罪」なのです。

急速に進化しているデジタル技術やサイバー社会。
自分自身や大切な人を守るため、情報やデジタルに関する正しい知識、適切な考え方や行動を身につけてください。