茶道部掲示板
あかね祭が終わりました
令和5年9月9日 土曜日 重陽の節句
第10回あかね祭が無事終了しました。今年度のテーマは
~ 『茶』吉南亭 ~ です。
部員にとってはすべてが初めて尽くしで戸惑うことが多かったのですが、多くの方にご来場いただき、無事終えることができました。ありがとうございました。
昨年度と一昨年度は「お点前体験会」を校内公開で実施しました。今年度はようやく一般公開の日を迎えることができました。今回はお点前さん、半東さんを二年次生が務めました。半東さんがお客様にご挨拶し、お軸とお花の紹介もしました。
掛軸:「採菊東籬下」
東晋の詩人、陶淵明が詠んだ有名な五言古詩「飲酒二十首 其五」より最も有名な一節
采菊東籬下 菊を採る 東籬の下(きくをとる とうりのもと)
悠然見南山 悠然として 南山を見る(ゆうぜんとして なんざんをみる)
菊の花を東の籬(まがき)のほとりで取り、悠然として南の山を見る。
茶花:矢筈芒(やはずすすき)と槿(むくげ)
また、忙しい中、文化祭に足を運んでくれた茶道部の卒業生にもお礼申し上げます。
今回は2020年3月卒業の3名、2017年3月卒業の4名、2014年3月卒業の1名の皆さんが集まってくれました。顧問の倉本先生を囲んでの同窓会となります。卒業生の元気な顔が見られて、先生もお喜びでした。来年も是非、お越しください。
2学期半ばに、茶道部員は選択科目フードデザインのお手伝いをします。
3年次生の目の前でお点前を披露しますので、これからもお稽古に励んでまいります。
本日のお稽古
令和5年6月7日 水曜日
6月最初のお稽古です。先週、新入生にも帛紗セットが届きました。帛紗挟みに帛紗、懐紙、菓子切、古帛紗を整えて入れました。新しい道具を手にすると、自然と気持ちが高まります。
今日は先生のご自宅のお庭から、紫陽花の花を持ってきていただき、床の間に飾りました。蒸し暑いこの頃ですが、清々しいお花を眺めていると少しほっとします。
今年度の1年生には茶道の経験者もいますので、上級生と一緒に通し稽古をしました。初心者の1年次生にとってはかなり大変なことですが、それでも頑張ってついていきました。今の努力がいつか結果となって帰ってくると思います。その実感が生まれるまで、頑張ってほしいと思います。
本日のお稽古
令和5年4月19日 水曜日
新入部員との初顔合わせをしました。今年度は全日制2名、Ⅰ部定時制2名の新入生が加わり、総勢9名となりました。一人は男子生徒です。また、4名のうちの2名が茶道経験者で頼もしく思います。
新入部員はまず割り稽古から始めます。今回は、一人一人に先輩が付いて指導しました。倉本先生が手本を示した後で、隣の上級生の手元を見ながら、真似ていきます。帛紗捌き、棗と茶杓の清め方をお稽古しました。その後、上級生のお点前を見学しました。
次に、吉川美南高等学校茶道部の規則を確認し、お稽古で各自が用意する道具について話しました。
新入生は、次回までに目標を考えてくることになっています。新入生もお点前を覚えて、上級生と一緒にお茶を点てられるようになることを期待しています。
次回は4月26日(水)です。
令和5年度 茶道部 始動!
令和5年4月12日水曜日
今年度の部活動が始まりました。
今週は体験入部期間、新入部員を勧誘します。
午前中はステージ前で部活動を紹介し、午後は和室でお点前の説明をしながら披露しました。
今日は7名の1年生が来てくれました。コロナ禍前であれば、お茶を召し上がっていただくのですが、今回は見学のみです。明日は顧問の倉本先生が直接ご指導くださいます。多くの新入生に参加してほしいと思います。
体験入部期間:4月13日(木)12:45~13:55 @特別棟1階和室
4月14日(金)12:25~13:55
本日のお稽古
令和5年3月15日水曜日
今年度最後のお稽古になりました。1年間の集大成です。来月からは新入生が入部します。後輩たちに自信をもってお点前を教えられる2年生でありたいと思います。
倉本先生から、先日開催された吉川市茶道協会の初釜に参加された皆さんの写真を見せていただきました。市長さん、議長さん、その他大勢の皆さんに交じって本校卒業生の2名が並んでいました。卒業して6年以上経ちましたが、彼らが茶道を続けていることを嬉しく、また誇らしく思いました。在校生たちも先輩に倣ってお稽古を積み重ねていかれたら、素晴らしいと思います。
来週はお道具の棚を大掃除します。感謝の気持ちを込めて、きれいにしたいと思います。
来年度は4月11日(火)から14日(金)まで部活動体験週間が設定されています。HR棟の喧騒を離れ、穏やかな時間を楽しみたいという新入生を待っています。
本日のお稽古
令和5年3月9日木曜日
5人全員揃ってお稽古しました。
最初に「棗の清め方」「茶杓の清め方」を割り稽古で復習しました。新入部員が最初に練習するお稽古です。
次に通し稽古になります。1回目はいろいろなことを確認しながらお点前を進めました。指先まで神経を行き渡らせて、一つ一つをより洗練された所作になるように注意しました。2回目は集中してお点前を進めることができ、始まりの礼から終わりの礼まで15分ほどで終えることができました。
4月には新入生を迎えます。
自信をもって教えられるよう、お稽古に励みたいと思います。
浄水器を取り付けました。雑味のないお茶が点てられたら嬉しいです。
本日のお稽古
令和5年3月1日水曜日
3週間ぶりのお稽古です。久しぶりでしたが、5人全員揃って練習できました。通し稽古を2回練習しましたが、細かい所作が所々不安になり、先生に確認しながら進めました。
今日は春らしい暖かい一日になりました。床の間のお軸も掛け替えました。
『春来草自生(春来たらば、草自ずと生ず)』
北宋時代の禅宗を代表する書物『景徳伝灯録』にある言葉のようです。
もともとは『兀然無事坐 春來草自生(兀然(こつねん)として無事(ぶじ)に坐(ざ)すれば、春(はる)来(き)たりて草(くさ)自(おのずか)ら生(しょう)ず)』と読み下し、「ただじっと座禅をせよ。その時になれば悟りの境地は自然と訪れる」という禅宗の教えだそうです。一般的には、「春になればおのずと草木は芽吹くように、一心に努めていれば、しかるべき時に道は開いていくもの。 時が来れば、必ず花開く」という意味だそうです。
この言葉にあるように、雑念を捨てお点前に集中すれば、いつかお客様に喜んでいただけるお茶を点てることができると思います。精進したいと思います。
本日のお稽古
令和5年2月8日水曜日
本日は2月最後のお稽古でした。
お稽古の最後に「許状」について説明がありました。これは稽古の各段階ごとに学ぶことを許可する「許し状」のことで、修了証やライセンスとは異なります。顧問の先生を通じて、京都にある裏千家のお家元に申請します。最初の許状は次の3種です。
「入 門(にゅうもん)」
最も基本となるおじぎの仕方から始まり、割稽古(わりげいこ)と呼ばれる部分稽古を修得して、はじめてお茶を点てることになります
「小 習(こならい)」
前八ヶ条と後八ヶ条の十六ヶ条の習い事であり、茶道の基本を養う上で最も必要な課目です
「茶箱点(ちゃばこだて)」
茶箱(ちゃばこ)と呼ばれる箱を使って行う点前(てまえ)であり、季節により種類があります
茶道部員はお稽古を重ねることで、卒業までにこの3種の許状を取得することができます。進路活動の際には、履歴書や志願票の資格欄にも記入できるものです。ますますお稽古に励んでほしいと思います。
3月の部活動は1日(水)・7日(火)・15日(水)・22日(水)を予定しています。学んだことを後輩に上手く伝えられるよう練習していきます。
本日のお稽古
令和5年2月1日水曜日
2月になりました。相変わらず厳しい寒さが続いているためでしょうか、体調不良で参加者が少なくなりました。その分、丁寧にお稽古ができました。
棗や茶杓の清め方やお運びはできるようになったので、すぐに通し稽古になります。戸惑うことが徐々に消えていき、滑らかに動けるようになりました。細かい所作にも注意しながら練習できます。
学年末考査が16日(木)から始まりますので、来週が2月最後のお稽古になります。2か月後には2年次生になり、新入生に教える立場になります。先輩として自信をもって教えられるよう、真剣にお稽古に励みます。
本日のお稽古
令和5年1月25日水曜日
本年3回目の部活動です。
先週、倉本先生に見立てていただいたうさぎの茶碗とお香合を床の間に飾りました。
今日は最初に、冬のお軸「紅炉一點雪(こうろいってんのゆき)」に掛け替えました。
これは「赤々と燃える炉の中に、一片の雪が舞い降りた」となりますが、茶席で赤々と燃える炭の炉と燃えた後の白い灰との対比が目に浮かびます。中国宋代の『碧厳録』の一節で、もとは禅語で深い意味を持つ言葉だそうです。
お軸の畳み方や掛け方などを先生から習い、いつものお稽古を始めました。4月になれば2年次生になり、新入生に帛紗捌きやお運びなどを自信をもって教えられるように、一層お稽古に励みます。
本日のお稽古
令和5年1月11日(水)
あけましておめでとうございます。本年も茶道部をよろしくお願いします。
今日は令和5年最初の部活動です。
前回のお稽古から1ヵ月近く経ちますので、お点前の復習をしました。
最初に習った「帛紗捌き」や「棗の清め」「茶杓の清め」は手際よく進めることができました。
通し稽古に入ると自信がなくなります。「建水」を膝わきに進めるタイミングや「柄杓の置き方」「茶筅の清め方」については部員の記憶が一致しません。来週、顧問の倉本先生がお越しになった際に、皆でしっかり勉強し直すことになりました。
令和5年は、「ウサギ年」です。飛躍の年になるよう、茶道部員みんなで協力して、お稽古に励みたいと思います。
本日のお稽古
令和4年12月14日(水)
期末考査を無事終えて、答案返却1日目、11時からお稽古を始めました。
前回の部活動から2週間経っているので、まずは帛紗捌き、棗・茶杓の清め方から復習し、通し稽古に入ります。
2回目の通し稽古は15分で終えることができました。いよいよ所作の細かいところまで注意して、美しいお点前を目指してお稽古を重ねていきます。
顧問の倉本先生のご指導は、令和4年は今日が最後でした。
来週は和室の大掃除、その後にささやかなお楽しみ会を予定しています。
皆様、よいお年をお迎えください。
本日のお稽古
令和4年11月9日(木)
今日も通し稽古を2回しました。来週の木曜日に、3年次選択科目フードデザインの授業でお点前を披露します。それに備えて、練習しています。以前よりも余裕が出てきたようで、帛紗捌きも滑らかにできるようになっています。
今日は部長と副部長を正式に決めました。何事にも正確に責任感を持って取り組める生徒ということで、部員全員からの推薦で決定しました。これからは生徒会からの連絡も滞りなく伝えられそうで、一安心です。また、生徒会誌『あかね』の原稿も、デザインの得意な生徒が担当することになりました。
茶道部員は現在5名です。それぞれの得意なことを活かし、これからも部活動を益々盛んにしていきます。
本日のお稽古
令和4年10月31日(月)
中間考査が終わり、今日から平常授業に戻りました。
毎年1回、3年次選択科目である「フードデザイン」の中で、茶道を紹介しお点前を体験してもらう授業があります。
床の間に「一期一会」の掛物、茶花は「つわぶき」、お菓子は本日のハロウィンにちなんで「かぼちゃ」の生菓子を用意しました。
例年は最上級生がお点前を披露するのですが、今年度は1年生が披露しました。茶道のお稽古を始めてからまだ半年ですので、うまく進められるかとても不安でしたが、先輩方が温かく見守る中、何とか無事終えることができました。
今朝早くからこの小さなお茶会の準備をしました。先生にもお褒めの言葉をいただき、大満足です。11月にも別のクラスで実施します。今度は男子部員がお点前を披露する予定です。
本日のお稽古
令和4年10月12日水曜日
今日も、棗と茶杓の清め方を復習し、通し稽古を2回行いました。
順序を覚えるにつれて、お点前が流れるように進みます。一つ一つの所作をより美しくできるように丁寧に練習しています。
考査明けの10月31日(月)3,4時間目はフードデザインの授業のお手伝いをします。
授業に合わせて、床の間の掛け軸を「採菊東籬下」から「一期一会」にかけ替えました。
当日は部員3人が朝8時10分に和室に集合し、茶室を整え、お道具を揃え、終わったら片付けます。また、授業では1年次生ながら先輩方の前でお点前を披露します。
来週の水曜日は中間考査1週間前、再来週は中間考査2日目にあたり部活動はお休みになるため、直前の練習ができないので少し心配ですが、精いっぱい頑張ります。茶道の楽しさを少しでも知ってもらえれば嬉しいです。
本日のお稽古
令和4年10月5日
先週に引き続き、5名でお稽古をしました。
全員が横一列に並び、通し稽古をします。今回は1時間で2回練習できました。毎回、交換しながら風炉の前の点前座に座ります。
今年度も3年生のフードデザインの授業をお手伝いします。10月31日と11月17日、それぞれ3・4時間目の2回です。茶室を整え、茶道具を用意し、お点前を披露します。例年は3年生が披露するのですが、今回は文化祭同様、1年生が披露します。上級生の前なので少し緊張しますが、普段の練習の成果が発揮できるよう、来週のお稽古も励みたいと思います。
本日のお稽古
令和4年9月21日
今日は、最初に帛紗の畳み方と捌き方、棗(なつめ)と茶杓(茶杓)の清め方をおさらいしました。
復習の後、通し稽古に臨みました。
風炉に湯を沸かし、自分で点てたお茶をいただきます。茶碗を清めるときの茶巾の使い方が難しかったので、手元を確認しながら稽古を進めました。お客様としてお茶をいただく作法も練習しました。
一つ一つの所作を丁寧に進めたので、時間が40分ほどかかりました。拝見なしのお点前は通常15分ほどで終わります。部員同士で互いに「亭主」と「客」を務められるよう、コロナ禍が収束することを祈りつつ、お稽古に励みたいと思います。
本日のお稽古
令和4年9月14日(水)
文化祭明けの初めての部活動です。
今日から自分でお茶を点て、飲み方の作法も練習します。もちろん、小さいけれど和菓子もいただきます。
今日も動画を参考にして薄茶点前の順序を確認しながら、お稽古しました。夏休みの頃に比べて手を止めることが少なくなりました。早く一人でお茶を点てられるよう、お稽古に励みたいと思います。
あかね祭が終わりました
令和4年9月12日(月)
茶道部の企画名は昨年度の続き「コロナに勝て!カテキンパワー」です。感染防止対策のため、お点前体験会とし、参加されたお客様ご自身でお茶を点てていただくという企画です。
9月9日の「重陽の節句」にちなんでお菓子は「着せ綿」を用意しました。
和室に緋毛氈(ひもうせん)を敷き、床の間には陶淵明の「採菊東籬下(きくをとるとうりのもと)」の掛物、花入にはヤハズススキ、ムラサキシキブ、ミズヒキ、リンドウ、などの秋の茶花を活け、今年の干支のトラの香合を飾りました。
次の間には御園棚(みそのだな)と野点で使う赤い和傘を飾り、お点前体験用に机と椅子を並べました。
例年は上級生が「亭主」を担当するのですが、今回は1年次生の4名が亭主としてお点前を披露しました。大勢のお客様の前での披露は緊張しましたけれど、たいへん良いお稽古になりました。
おかげさまでお点前体験会は、好評のうちに終わりました。
入部からまだ半年も経っていませんが、よく復習して臨みました。これからは通し稽古ができます。一つ一つの所作を洗練させて、緩やかに流れるようなお点前を目指して稽古に励んでまいります。
本日のお稽古
令和4年9月2日(金)
2学期最初の部活動です。薄茶点前の通し稽古を動画を見ながら自主練習をしました。
今日はお茶碗の清め方を丁寧に復習しました。帛紗さばきも徐々に滑らかになってきています。
1週間後の「あかね祭」に向けて練習しています。部員は全員1年次生で茶道初心者なので、流れるようなお点前の披露は難しいのですが、精一杯、頑張ります。応援お願いします。文化祭に毎年遊びに来てくれる先輩方と会えないことは残念ですが、一般公開が可能になったら、先輩方にはお茶を点てて差し上げられるように稽古に励みたいと思います。